スクロヴァチェフスキ ザールブリュッケン放送交響楽団 ベートーヴェンサイクル


スクロヴァチェフスキ ザールブリュッケン放送交響楽団 ベートーヴェンサイクル
スクロヴァチェフスキ

【とき】2006年12月8日(金) 開場 18:15/開演 19:00
【ところ】東京オペラシティ
【指揮】 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
【演奏】
ザールブリュッケン放送交響楽団/スウェーデン放送合唱団
ソプラノ:ビルギッタ・シュライター
アルト:イヴォンヌ・フックス
テノール:マッツ・カールソン
バリトン:アンドレアス・ルントマルク
【曲】
ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 op.93
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 op.125《合唱付き》

スクロヴァチェフスキとザールブリュッケンが、ベートーヴェンサイクルをやると聞いたとき、私は一瞬会社を辞めようかと思いました。
一週間も休みを取る勇気は無いぞと。
それをぐっと我慢して、せめて最後の日は行こうと決心し、はるばる東京まで行ったのです!

結局、5番6番は兵庫県でしてくれることになったので、半日お休みとって見に行くことができたんですけどね。よかったv

さて、実質8時間かけて東京に行き、息つく間もなく向かいました東京オペラシティ。
途中「京王線」と「京王新線」を間違えて、違うところに連れて行かれそうになりましたが(笑)。親切そうなおば様に「これ、初台に止まりますか?」と聞いて正解でした。
しかし、「京王新線」分かりにくいよ。シクシク・・・・・・。

さて、東京オペラシティ。まず行ってテンションがあがったのは、クリスマスツリーでした。
さすが東京。こんなところまでオシャレv 田舎のおうちの電飾とはわけが違うわーというわけのわからん感動にも後押しされて、いざ、ホールへっ!

ホールは、とってもかわいい四角型。上を見上げるとピラミッドのようで、いつまでもボケーっと眺めてしまいました。
両隣を紳士に囲まれてしまい、少々緊張気味。右隣の紳士は、ステージの椅子を数えてみたり、始まる前まで自分で指揮を振ってみたり・・・・・・音楽関係者かしら。このまま、演奏中も指揮をされたらどうしよう、と思っていたら、演奏始まってぴたりと止まって安心・・・・・・。

ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 op.93
はっきり言って「生」でも「CD」でも、第8番は初めて。
正直あんまり期待してなかったのです。だって、ベートーベンの偶数番号って趣味じゃないのが多いから。
しかし、そこはやっぱりスクロヴァチェフスキ。
「田園」を「かっこよい」と思わせてくれた指揮者さんであり、オーケストラです。
ものすごくよかった!!
気持ちが揺れて、昂ぶって、その速度にもその切れ具合にも、その音のバランスにも、終始ドキドキさせられました。
なんというバランス! なんという美しさ!
ごもごもした響きは無くて、前から後ろまでストーンと通される何かを感じました。

ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 op.125《合唱付き》
さて、期待の第9番。
世界最高峰の合唱団・スウェーデン放送合唱団が出てきたときはびっくりした。
あれ、これだけ?
いつも見てる第九だと、ずらずらずらーとオーケストラの後ろに何重にも重なっているのに。
すごい。これだけなんだ・・・・・・。

そして、第九はあの第九とは違うところで音が鳴っていた気分です。
そうか、これが「ベートーヴェンの第九」なんだと思いました。
1年前に聞いた、「歓喜的第九」とは違う、知性や理性を感じる第九。
それだけに、お祭りごとのような華やかさは無いような気もしたけど、浮ついていることのない響きを聞いた気がしました。

ただ、残念だったのは・・・・・・。
私が、何故か第3楽章で仕事のことを思い出してしまったこと!!
何故! 自分でも自分を呪いました。
前日出した見積もりが、自分の思いよりも6万ほど高くて、何度か上司に言ったんだけど、「これで行く」と押し切られたことを、なぜか第3楽章で鮮やかに思い出してしまって(笑)。
それから最後まで頭にこびりついて離れなかったんですよぉぉぉ!!

あまりにも興奮しすぎて、頭が平常状態を求めたからかもしれません(つまり、仕事時ね)。

あと、気になったのは、第4楽章が始まると同時に、合唱団の向かって右のほうの人が、「ソプラノやメゾソプラノ、テナーやバス担当の人がなかなか来ないなぁ。おかしいぞ?」というような仕草を何度も何度もしていて、私も「なんで出てこないの!? トラブル?」とかとむっちゃ気になってしまったんですねー。
それもますます私の頭を冷静にしていきました。

そんな頭にも、こびりつくほど演奏は素晴らしかったです。しばらく身動きできませんでしたよ(笑)

でも、やっぱり願わくば、仕事のことは忘れていたかった。
頭が再度見積もりとか始めるんだもん・・・・・・。ううう。

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