スクロヴァチェフスキ 読売日本交響楽団 芸劇名曲シリーズ


スクロヴァチェフスキ 読売日本交響楽団 芸劇名曲シリーズ
スクロヴァチェフスキ

【とき】2007年9月24日(月・祝) 開場 17:30/開演 18:00
【ところ】東京芸術劇場
【指揮】 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
【演奏】 読売日本交響楽団
【曲】
シューマン:交響曲第4番
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番

前回(9月15日)の興奮も響きも覚めやらぬ24日。再び、スクロヴァチェフスキ指揮/読売日本交響楽団を追っかけて東京に参りました。
みんなに「おっかけね」と言われ、友人には「おっかけする私の気持ちがわかったろう」と言われ、それに「年に一度だ!」と反発しつつ(大して反発にもなっていない)8時間かけて行きました。東京。
8時間かけるたびに「あ、鳥取から飛行機乗ればよかった」と反省する私。今度はそうしよう。

今日は、東京在住Mちゃんと一緒。去年のオペラシティでの第九後に落ち合い一緒にご飯を食べた折に「今度は一緒に行ってみる?」と誘ったのです。

さてさて、今日の会場は東京芸術劇場。着いたのは開演10分前。あー、でも、やっぱりもう少し早めに着いてゆっくりしたかった。あれよあれよと気持ちが落ち着かないうちに演奏が始まってしまったのでした。

シューマン:交響曲第4番
私が聞いたことのあるシューマンの第4番は、フルトヴェングラー指揮の古い録音で、初めて聞いたときからとても好きになり、何度も何度も繰り返して聞きました。そのころから「もし、この曲をスクロヴァチェフスキが指揮したら・・・・・・」という妄想をしていたのです。
ですから、今回の公演はどうしても聞きたかった!!

第1楽章の始まり。初っ端からジワリジワリと鳥肌が立ちました。
音の細かさが空気に伝わって行くような繊細な印象。音の襞、その空気の振動がとても心地よかったです。

んー、でも、正直言うと第1楽章の中盤から、第3楽章あたりまでは自分の中に煮え切らない何かがふつふつと残っているような、居心地の悪さを感じていました。
トランペット、なんか中途半端だなぁ・・・・・・とか。

あと、コンサートホールがかなり響きすぎていたような気が。
大阪のシンフォニーホールで感じた柔らかな残響が、ものすごく直接的な残響に聞こえて。
大阪シンフォニーホールほど、残された残響の空気感を楽しむことができませんでした。

ただ、第4楽章にはちょっとあっけに取られてしまいました。いい意味ですよ。
ものすごい早い。早い。早い。
大丈夫?とか思っちゃうほど早い。けど、楽団はよくついて行ってた気がします。ちょっと怖かったけど。

はー。カッコイイ。
キビキビしていて、繊細で、緩急にドキドキする。音がとてもクリアで、だまだましていなくて・・・・・・そう、しっかりとまとまっているんだけど、一つ一つの音を摘めば辿っていけそうなそんなイメージがあるんですよ。
そういう響きがとても好きです。

ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
事前に何回か聞いてみた第10番。
でも、なんか今ひとつどこに盛り上がりがあるかわからなくて、5番ほど好きになれないかもしれないと思っていました。

だけど、これも序盤がら鳥肌物でした。
第1楽章の盛り上がりで、よくわからないぐらいに感動してしまって、口は開いたままだし、涙は出てくるし。
なんだこれー。と思っているうちに、ものすごい速さで駆け抜けて行きました。

とにかくドラマティックで、でも、隅々まで響きが美しくて。

シューマンでは「あれ?」と思っていたトランペットがとてもよく響いていて圧倒されました。

私にはっきりとわかったミスは1箇所だけで、あとは楽団もよくついていった素晴らしい演奏でした。

10番。本当にカッコイイ曲でした。
こんなにカッコイイ曲だとは思わなかったです。今まで聞いていたCDは何だったのだろう。

スクロヴァチェフスキの指揮する曲を聞くと、必ずそう思います。
そして、やはりコンサートは最高です。

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