『のだめカンタービレ』15巻【二ノ宮知子】。
のだめ初リサイタルで披露された曲です。「プランクトン多め」ってどんなのなんでしょうね。 っていうか、のだめがイメージしてたのって、あの落ちた池ですよね(笑)。
でも、ざばーっと上がったときに、水に太陽の光がキラキラ跳ねる風景なら、なんとなくピッタリではないかななんて思います。
私がこの曲と出会ったのは、中学校の音楽の時間でした。教科書で取り上げられていた曲はこれではなくて、印象派の補足曲として隅っこに書いてあったのを 音楽の先生が「時間が余ったから」と聞かせてくれたのですが、その時間に鑑賞したもう一曲の曲は忘れてしまい、こちらの曲だけが未だに印象として残っています。
「補足」のところに載っていた小さな噴水の写真カットと、この曲の印象がピッタリでかなり感動したのでしょう。
本当にキラキラと弾ける光のイメージを今でも思い起こします。あのピアノは誰の演奏だったんだろう。
キラキラとした水の飛沫と、それを揺らす風のさわやかさ。生き生きとした光。 そんなイメージの曲ですね。大好きです。
(2008.2.24 再記)
聴いたCD
ラヴェル:ボレロ / ラ・ヴァルス / ピアノ協奏曲 / ツィガーヌ
「水の戯れ」
演奏:マルタ・アルゲリッチ
その他の収録曲
1. ボレロ 2. ラ・ヴァルス 3. ピアノ協奏曲ト長調 4. スペイン狂詩曲 5. 水の戯れ 6. 亡き王女のためのパヴァーヌ
等
こちらの「水の戯れ」はマルタ・アルゲリッチの演奏です。
ほんとうにきらきらして、丸くて、冷たすぎない水のイメージです。
眩しい陽光も同時に感じさせられる演奏だと思ってます。
このCDの中で、「ピアノ協奏曲」がお気に入りです。第2楽章の優しさと、その中でフルートが零れ落ちてくるところ、なんど聞いても涙が出ます。
(2005.7.2記)
その他のCD紹介(Amazonより)
ラヴェル:ピアノ作品全集![]() 演奏: モニク・アース |
ラヴェル:ピアノ曲全集![]() 演奏: パスカル・ロジェ, デニス・フランソワ・ロジェ |
月の光~フランス・ピアノ名曲集![]() オムニバス |
コンサート情報
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