スクロヴァチェフスキ&読売日本交響楽団「第506回名曲シリーズ」


読売日本交響楽団第506回名曲シリーズ

【とき】2008年9月22日(月) 18:30開場 19:00開演
【ところ】サントリーホール
【指揮】 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
【演奏】
[ピアノ]ジョン・キムラ・パーカー
[管弦楽]読売日本交響楽団
【曲】
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
ブルックナー:交響曲第0番

夢だったサントリーホールに行ってきました!
サントリーホールはとてもキレイで上品でしたー。

ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
ブラームスのピアノ協奏曲は第1番より第2番の方が好きなんだな。
私、スクロヴァチェフスキ氏のブラームスは初めてです。
コンチェルトとの相性はとことん悪い私が、楽しく聞けるだろうか・・・・・・。
大好きなスクロヴァチェフスキ氏と読売だから、きっと楽しく聞けるはず! と思ったのですが、やっぱりだめでした。
っていうか、すごい金管泣かせの曲ですね。
ホルンなんて・・・・・・大変だろうなぁと思いました。そこでホルン一本!?って感じでした。

私が金管吹きだからかもしれませんが、金管が調子が悪いとあまり曲に乗れないのです。
ブラームスを聞いて、「あー今日は外したかな」とか思ってしまいました。

あと、乗り切れなかったのは・・・・・・。
隣のオジサマの鼻息が結構大きくて、大きく息を吸うと「ピー」って鳴るの! 鳴るの!!

「ピー」事件再びって感じでした。気にしすぎ?
でも、聞こうとすればするほど、そっちも耳に入ってくるの。
後半諦めました・・・・・・。右耳の後ろにタオルハンカチ当てたら、少しましになったけど、集中はできないからねぇ。

なんで、あんな「ピー」って言うのに気付かないんだろうなぁ。もう、ここまで来ると笑い話なんだけど・・・・・・。

あと、あのタイミング悪い咳払いって、わざとなのかな?
絶妙の「間」を狙った咳払い。
我慢できなくて出た咳ではなくて、何か注意を向けさせるときにするような咳払い。
何? 演奏に対する抗議なの? とか思う。みんなで聞いてるんだから、少しは気を遣って欲しいなぁ。
だいたい、咳だって、ハンカチあてるのとあてないでは全然違うんだから。
ハンカチや手をあてて咳をするのは、コンサートがどうのこうの言う前のマナーでしょう! とか、思っちゃった。

うちの父は、のど飴とハンカチはちゃんと準備してコンサート行くけどな・・・・・・。
どれぐらいコンサートホールの音響がいいか、少し考えて欲しいっすよ。

ブルックナー:交響曲第0番
そんなこんなで、一抹の不安を抱えつつ、「ブルックナー」の第0番。

うーん。やっぱり、スクロヴァチェフスキ氏のブルックナーは最高です。
第1楽章。すごいバランス。
これ、タイミングがずれたり、音のバランスが少しでも狂ったら聞いてられなさそう・・・・・・と思うような曲でした。
これは、スクロヴァチェフスキ氏以外なら間違いなく寝てしまったかもしれない。
感覚が鋭敏になっていって、眠気が吹き飛びました。

第2楽章に入って、もう既に涙で目がうるうるしてしまいました。
それがあんな悲劇を起こすとは・・・・・・それは、後で説明するとして。

ブラームスで「あれ?」と思ったホルンはいい和音でとてもかっこよかったし、金管の印象ががらりと変わりました。
スクロヴァチェフスキ氏のブルックナーは、なんか、俗世から離れたような気持ちになります。
そこにある楽譜にある意味を、ただ、求めて求めて求めつくして、音楽に対する敬愛を当たり前のように降り注いで、そこにある響き。というイメージです。
すごく至福の時間でした。

そして、私を襲った悲劇とは・・・・・・。
第2楽章の後半で、涙がボロボロとこぼれて来て、タオルハンカチで拭いていたら、両目コンタクトに異物感が。
うおーしまったー。今日はちょっとマスカラしてたんだっけー!

マスカラ自体は、それほど問題ではなかったんですが、とにかくコンタクトの異物感が最悪で。
すごく目が痛くなってしまって、第3楽章からはそっちに意識が取られてしまいました。
なんてもったいないことを。

第4楽章あたりから痛みは引いていったのですけど、第1楽章と第2楽章のような集中力は無くなりましたね。
というか、第1楽章と第2楽章で感情が高ぶりすぎて、疲れてしまったようです。

前年の「第九」といい、どうもスクロヴァチェフスキ氏の指揮する演奏を聞いていると、感情の針が振り切れることがあるみたいです。
どうやったら最後までいい感じで聞けるんだろう。
でも、その針が振り切れる感覚に病みつきになってしまうというのもあるんだなぁ。

前のブルックナーの3番とか、ショスタコの10番とかは上手に聞けたんだけどな。

次回はマスカラ少なめで。あんまり泣かないようにして。また、タオルハンカチじゃなくてハンカチ(毛足が少ない)を握り締めて臨みたいと思います。

帰り道は、本当に余韻が気持ちよかったです。
一人で、ちょっと肌寒い中をとぼとぼと歩いて帰りました。
ビルの光や街灯をぼーっと見ながら、さっきの音の余韻を思い出すと、すっごく幸せな気持ちになります。

ふらっとお酒でも飲みに行きたい気分でしたが、一人で入る勇気は出ませんでした(笑)
でも、とても幸せでした。

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