初めての「まさかのジャケ買いCD」は、やはり私の「ジャケ買いクラシック」の原点「アダージョ・カラヤン」を。といっても、めったにジャケ買いなんてしないですけど。
クラシックのCDって「デザインより中身!」みたいなところがあるんですけど、たまにすごーくひかれるデザインのCDがあるので、取り上げてみたいなと思いカテゴリーを増やしました。
このCDとの出会いは中学生から高校生にかけてのころ。
クラシック音楽に憧れていた私は、今は無き地方デパートのCD売り場でこのジャケットに出会ったのでした。
幼稚園のころから「渋好み」だった私は、このジャケットに掲載されているおじさまのかっこよさにノックアウトされ、メジャークラシック好きの父から「カラヤン」とか「中村紘子」とか、植えつけられていたので「カラヤン」という名前に即座に反応。
これなら買ってくれるかもしれないという確信を持って、父に買ってもらったのでした。
それから「アダージョ・カラヤン」はシリーズ化しましたが、「2」までしか買わなかったですね。
自分は吹奏楽でホルンを吹いていて、ホルンがうなるような交響曲が大好きだということに気づきだしたからなのでした。
それでも、カラヤンさんの繰り広げるアダージョな曲というのは、本当に美しくて。美しさを求めたらまずはずさないなぁなんて思います。
マーラーの第5番のアダージョや、亡き王女のためのパヴァーヌ(これは2かな)は本当によく聞きました。