サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番 イ短調 作品33


「のだめカンタービレ」(作:二ノ宮知子)第9巻より。
おそらく菊池君が弾いていただろう曲。ってのも、サンサーンスとしか書いてなかったので、何番か分からないからである。
でもこれが一番有名っぽいので、これを紹介することにいたしました。

本当は前回「ドヴォルザークのチェロ協奏曲」で紹介した、ジャクリーヌ・デュ・プレのCD。 もちろん、ドヴォルザークが聞きたくて購入したんだけど、数多くあるドヴォルザークのチェロ協奏曲CDの中で、あれを選んだ決め手は ジャクリーヌ・デュ・プレだからでもなんでもなく、「サン・サーンスも聞きたいし、お得v」というものであったのです。
で、最初サン・サーンス聞いてみたんですけどね。 最初聞いたときは「変な曲」としか思いませんでしたね。

何がいいんだかよくわからんぜ。あんまり好きじゃねーや。あー、もうドヴォルザーク聞いちゃおー。 と、何度CDを飛ばされたことか。

だけど、車で聞いているとき何気にそのままにしていて、なんとなく数回聞いていて、突然思ったのです。 「かっこいいじゃん」って。

第1楽章がカッコイイ。それをもっと派手にしたような第3楽章のクライマックスがカッコイイ。ちょっと悲哀を感じるのもたまらない。 第2楽章の愛らしさもイイ。

なんで、聞かず嫌いになってたかなぁ・・・・・・もったいないなー。 3楽章あわせて20分ほどの曲です。

(2005.9.10 記)

聴いたCD

ドヴォルザーク&サン=サーンス:チェロ協奏曲

ドヴォルザーク&サン=サーンス:チェロ協奏曲

1.チェロ協奏曲第1番イ短調op.33(サン・サーンス)  2.チェロ協奏曲ロ短調op.104(ドヴォルザーク)
演奏:ジャクリーヌ・デュ・プレ フィラデルフィア管弦楽団(1) スウェーデン放送交響楽団(2)
指揮:ダニエル・バレンボイム(1) , セルジュ・チェリビダッケ (2)

ジャクリーヌ・デュ・プレの夫だったバレンボイム指揮です。
「本当のジャクリーヌ・デュ・プレ」という映画を見てから、「バレンボイム」と聞くとちょっと引き気味な気持ちになります。 素晴らしい演奏家・指揮者なんだと思うのですが。
こういうときにもっともらしいことがかけるといいのですが、聞き分けは出来ないので・・・・・・。
ただ第1楽章の冒頭のエネルギッシュさは、すごく好きです。「よっしゃこーい!!」みたいな・・・・・・。
荒いところもあるんだけど、そこもなんかこう前のめりに聞いてしまうんだなー。
(2005.9.10記)

その他のCD紹介(Amazonより)

サン=サーンス:チェロ協奏曲
サン=サーンス:チェロ協奏曲

指揮: ロリン・マゼール, コリン・デイヴィス
演奏: ヨーヨー・マ, フランス国立管弦楽団, その他
ラロやシューマンのチェロ協奏曲も。ヨーヨー・マが若い!

ロマンティック・コンチェルト
ロマンティック・コンチェルト

指揮: サウルス・ソンデスキス
演奏: セルゲイ・ナカリャコフ, リトアニア室内管弦楽団
チェロ協奏曲をフリューゲルホルン版にして演奏したものです。セルゲイ・ナカリャコフって、息を吐きながら吸えるって聞いたことあるけど、本当でしょうか・・・・・・。

ラロ:チェロ協奏曲
ラロ:チェロ協奏曲

指揮: ジェイムズ・レヴァイン
演奏: マット・ハイモヴィッツ, シカゴ交響楽団
神童ハイモヴィッツ、17歳のときの演奏だそうです。88年。

コンサート情報

情報変更の可能性があります。必ず各楽団・各ホールのHPで情報をお確かめ下さい。
2007年
探し中です。

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