「のだめカンタービレ17巻」より、定期演奏会の演目より幻想序曲「ロメオとジュリエット」です。
「ロミオ」か「ロメオ」か迷いましたが、クラシック曲のタイトルでは「ロメオ」が多いんですね。日本人的には「ロミオ」のほうが馴染みある気がしますが。
しかし、私「ロミオとジュリエット」はあまり好きではないというか・・・・・・あまりロマンチックに感じれなくて・・・。
でも、それを題材にしたクラシック曲は大好きなんですけどね。
「ロミオとジュリエット」でクラシック曲というと、やっぱりあの「ソフトバンク」の曲が有名ではありますが・・・・・・あ、でも、もう下火ですよね。あちらはプロコフィエフ作曲、こちらはチャイコフスキー作曲です。プロコフィエフの「ロミオとジュリエット」も好きですが、こちらのほうもロマンチックであり、かっこよく、チャイコフスキーらしくドラマティックで大好きです!!
でも、あんまり「ロミオとジュリエット」というのを意識しながら聞いてみたことはなかったですね。特に意識しなくても、かなりドラマティックですから。
曲自体は20分ほどです。
結構前から頻繁に聞いていた曲ですが、やっぱりあの激しい(強い?)テーマのくり返しにしびれます。
金管の刻みと、シンバルやティンパニがかっちょいいですね。
何回聞いても「くわー!」と感情が昂ぶります。
愛のささやきとその喜びの歌の高まりも大好きなのですが、どんなに美しい歌を歌っても、悲しみの影がどこまでも付きまとう。
そんなところも大好きです。
聴いたCD
チャイコフスキー : 序曲「1812年」
指揮: サー・ゲオルク・ショルティ
演奏: シカゴ交響楽団
1. 序曲「1812年」op.49
2. 幻想序曲「ロメオとジュリエット」
3. バレエ組曲「くるみ割り人形」op.71a
最初は「くるみ割り人形」を目当てに聞いていたのですが、いつのまにか「ロメオとジュリエット」が一番好きになってしまいました。
激しいところの音の響きが大好きです。筋が通っているというか、崩れない鋭さがあるというか・・・・・・。「甘い」という印象は受けないのですが、そこが好きかも知れません。
もちろん「1812年」もかっこいいですよ。
(2007.2.25 記)
Tchaikovsky: Overtures & Fantasies
指揮: アントニオ・パッパーノ
演奏: サンタ・チェチーリア国立音楽院管弦楽団
・幻想曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』 Op.32
・幻想序曲『ロミオとジュリエット』(1880年版)
・ワルツ縲怏フ劇『エフゲニー・オネーギン』第2幕
・ポロネーズ縲怏フ劇『エフゲニー・オネーギン』第3幕
・序曲『1812年』 Op.49
たまたま店内でかかっていたCDが気になって気になって仕方がないので、買ってしまったCDです。
そのときにかかっていたのは、幻想曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』 です。かなりいい・・・・・・。気持ちいい・・・・・・。かっこいい・・・・・・。
『ロメオとジュリエット』は、上のショルティよりも、美しいメロディ部分が甘い感じ。
序曲『1812年』はコーラスから始まります。私、こういう『1812年』は初めて聞いたので、びっくりしました。その厳かな雰囲気が胸に迫ってきます。なんか、思ったよりも歯切れのよい演奏であり、あっさりしてる感じがするのですが、思ってもいないところでひっぱったり揺らしたりして、ちょっと面白い。
(2007.2.25 記)
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