カテゴリー別アーカイブ: ベートーヴェン

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(独: Ludwig van Beethoven 1770年12月16日ごろ – 1827年3月26日)

ベートーヴェン:交響曲第4番

『のだめカンタービレ』17巻より。定期演奏会で千秋先輩がちょっと・・・・・・だった曲。

ベートーベンの交響曲について本を読んだりネットで調べたりしていると、交響曲9曲のうち、「奇数は男性的で偶数は女性的」というようなフレーズを目にすることがあります。
確かに「運命(5番)」と「田園(6番)」と「第九のコーラス」ぐらいしか聞いたことのなかった昔は「なるほどな」なんて思っていました。
しかし、この4番を聞いたときに「そうとは言えないな」と思いました。(もしかしたら、スクロヴァチェフスキ氏の指揮するベートーベンになじんでしまったから、そう思えるのかもしれないとも思うのですが・・・・・・)

この曲はかなりカッコイイです。マイナーだから・・・・・・と思っていたのですが、さすがベートーベンといいましょうか、やっぱりベートーベンといいましょうか。

名前付きじゃないからって聞かないのはもったいない!!

ちょっと静かな第1楽章の冒頭から、しばらく経っての盛り上がりからがとてもかっこよいのですよ。
そこからは、抑えて、盛り上がって、抑えて、盛り上がっての繰り返しにいつのまにか、はまってる。その感覚が面白いです。

第4楽章にかけての雰囲気も大好きです。それがあの疾走感のある第4楽章に繋がった時が気持ちよいです。
指揮者によっては、この第4楽章、ちょっとゆったりと演奏される方もいらっしゃると思うんですが(前にN響アワーで聞いた朝比奈氏の指揮がそうでした)、やっぱりテンポが速い演奏が多いと思います。

第1楽章から第4楽章まで、どんな風に繋がって展開していくのか、普段それほど敢えて意識することはないんですけど、この第4番は第5番と同じぐらいそういうところを楽しみたいと思う曲だと思いました。やっぱりあの第4楽章が気持ちよく走りきって終わるからかもしれません。
(2008.6.29記)

余談

ちょっとこういう比べ方は乱暴だとは思いますが、気になったのでまとめてみました。
第4番第4楽章にかかっている時間
スクロヴァチェフスキ氏&ザールブリュッケン放送交響楽団  06:23
ノリントン氏&シュトゥットガルト放送交響楽団 06:40
ドラホシュ氏&ニコラウス・エステルハージ・シンフォニア  06:58

早く演奏すればよいってわけでも、遅く演奏すればよいってわけでもないのですが、こういうあたりは特徴的だなぁと思いました。

聴いたCD

ベートーヴェン:交響曲第1番&第4番

ベートーヴェン:交響曲第1番&第4番

演奏:ザールブリュッケン放送交響楽団
指揮: スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ

私が持っているのは「ベートーヴェン:交響曲全集」ですが、4番だけの単独のCDもありますので、それをご紹介しておいて・・・・・・。
やはり、私はこの方のベートーヴェンが一番好きです。音の切れやテンポや、美しい第2楽章など、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ氏(ミスターS)とザールブリュッケンのベートーベンの交響曲はどれを聞いても好きなのですが、この4番・5番・6番は特に大好きです。
4番の1楽章の「ため」から、一気に音が動き出すところ、何度聞いてもぞくっとします。
抑えた音からパッと打ち上げられて開くような展開の仕方が気持ちよくて、大好きです。
第2楽章や第3楽章もいいんですけど、第4楽章の疾走するような演奏は圧巻です。早いんだけど、絶対雑じゃなくて、だまだま(分かります?雰囲気)しないところが大好き!! 弦楽器の刻みがもっとクリアだといいなぁと思ったりしますが、録音の関係もあるのかもしれません。
低音と高音のバランス、弱音から強音への遷移の仕方、すべてにドキドキしてしまいます。
特に急に強音になるところのエネルギーには毎度驚かされます。なんであんなに音のエネルギーを集められるのでしょう。カッコイイなぁ。

第1楽章から第4楽章への構成は、スクロヴァチェフスキ&ザールブリュッケンの第5番『運命』と同じぐらい大好きです。
やはりこれも第1楽章から第4楽章の流れを楽しんで、あの生き生きとした疾走感あふれる第4楽章に繋がる快感を楽しみたい演奏だと思います。
(2008.06.29 記)

ベートーヴェン:交響曲全集 vol.2″

ベートーヴェン:交響曲全集 vol.2

指揮:ロジャー・ノリントン
演奏:シュトゥットガルト放送交響楽団

ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 Op. 60

N響と共演して、N響アワーで「ベスト・コンサート1位2位」になってたのはもう2年前なんですねの、ノリントン氏。
「第4番」を聞きたくて買ってみたのだけど、第3番に惚れました。
「英雄」というイメージが、ちょっとわかった気がしました。
「第4番」のほうは、金管が張り切りすぎなイメージがありました。金管のバランスって難しいんだなぁと思いながら聴いてました。
どちらかというと、ワクワクするよりも少しゆったりとした余裕で古典的な響きや展開を楽しむ演奏のように思えます。
(2008.06.29 記)

Beethoven: Symphonies Nos. 4 & 7

Beethoven: Symphonies Nos. 4 & 7

指揮:ベーラ・ドラホシュ
演奏:ニコラウス・エステルハージ・シンフォニア

ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 Op. 60
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op. 92

4番も7番も、ゆっくり丁寧な演奏です。
第4番は特に、速さや刻みやクリア感よりも、丁寧に美しい響きを作ることに重点を置かれてるような感じがします。金管を含めて音がとても美しくて柔らかい感じがしました。
ゆとりのある第4番だなぁとおもいました。第4楽章を聞いていても、ときどき第6番を聞いているような気持ちになったので、この演奏を先に聴いていたら、「偶数は女性的」という言葉にある程度納得したのかなぁと思います。
(2008.06.29 記)

その他のCD紹介(Amazonより)

ベートーヴェン:交響曲第4番&第7番
ベートーヴェン:交響曲第4番&第7番

指揮: ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏: ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
カラヤン氏のCDはいっぱいあって、どれを選んだらいいのか迷いますね。録音も様々な年代があるでしょうし・・・・・・。

ベートーヴェン:交響曲第4番&第7番
ベートーヴェン:交響曲第4番&第7番

指揮: パーヴォ・ヤルヴィ
演奏: ドイツ・カンマー・フィルハーモニー・ブレーメン
気になる指揮者の一人、パーヴォ・ヤルヴィ氏の演奏を取り上げてみました。

朝比奈隆 生誕100周年 ベートーヴェン:交響曲全集(1) 交響曲第1番&第4番
朝比奈隆 生誕100周年 ベートーヴェン:交響曲全集(1) 交響曲第1番&第4番

指揮: 朝比奈隆
演奏: 大阪フィルハーモニー交響楽団
先日「N響アワー」で聞いた朝比奈氏のベートーヴェンの第4番は、とてもゆったりとした響きを慈しむような印象を受けました。

コンサート情報

情報変更の可能性があります。必ず各楽団・各ホールのHPで情報をお確かめ下さい。
2009年7月17日(金)開演19:00、開場18:00
【大阪】ザ・シンフォニーホール
大阪センチュリー交響楽団第143回定期演奏会
ベートーヴェン:交響曲 第4番 変ロ長調 Op.60
(「のだめカンタービレ」17巻)
指揮/小泉和裕
演奏/清水直子 (Vla)  大阪センチュリー交響楽団
その他の曲/ベルリオーズ: 交響曲「イタリアのハロルド」 Op.16

料金/A席:6,000円/B席:4,500円/C席:3,000円/D席:1,000円

ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調op.55「英雄」

2008.4.8 CD追加  2004.9.12 記事

『のだめカンタービレ』3巻。Sオケの定期演奏会用の曲です。

私には珍しく第2楽章は好きなほうです。途中まではつらいんですけどねー。オーボエさんがメロディを吹き始めたあたりからなんとか浮上できる感じがして、半分ぐらい着たところの盛り上がりはやっぱり好きです。そこから、急激に下がっていく感じもキライではありません。

そこから音が重なっていく中、これは・・・・・・チェロかな、ヴァイオリンかな・・・・・・弦楽器がリレーのように刻みを弾いていて、残りの人たちがゆったりとした悲しいメロディを奏でているところ鳥肌モノですよ。この音の繋ぎが・・・・・・重なりが・・・・・・たまりません。うー・・・・・・。
また、低音がドン・ドン・ドンと心を打つように鳴るのですよ。すごく暗くなった上に、また後半には悲しいメロディが紡がれるのです。それがとてもとても綺麗で。もー追い討ちですか・・・・・・?眉間に皺が寄ってしまいます。

第3楽章はホルンが美しい。美しいったら美しいー・・・・・・。

第4楽章はすっげーかっこいいですねー・・・・・・。もっと重くてもいいなーと思いつつ、やっぱり4楽章はドキドキしてしまいますわ。

しっかし、この曲、龍たちがどこで「アレ」をやったのか、想像しちゃいますね。ほんと、どこでやらかしてくれたんでしょうか? 

(2004.9.12記)

聴いたCD

ベートーヴェン 交響曲第3番

演奏: ベルリン・フィル・ハーモニー交響楽団
指揮: ヘルベルト・フォン・カラヤン

「Classic Essence」とか言う、買ったのはかなり前(10年ぐらい前だな)のCD。買ったことさえ忘れていた。もしかしたら父からもらったのかもしれないCDです。Amazonには掲載されてなかったので、感想だけ・・・・・・。
他のを聞いたことがないので比べられないのですが、第2楽章は音が美しければ美しいほど最後の最後、泣きそうになりますね。好きですよ、この第2楽章。
(2004.9.12記)

Beethoven: Symphonies Nos. 3 & 4″

Beethoven: Symphonies Nos. 3 & 4

指揮:ロジャー・ノリントン
演奏:シュトゥットガルト放送交響楽団

ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 Op. 60

第4番を聞きたくて買ってみたのだけど、第3番にちょっと惚れました。
「英雄」というイメージが、ちょっとわかった気がしました。

その他のCD紹介(Amazonより)

ベートーヴェン:交響曲第1番/第3番「英雄」
ベートーヴェン:交響曲第1番/第3番「英雄」

指揮: ハンス・シュミット=イッセルシュテット
演奏: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ジャケットの表情がとても素敵で・・・・・・。

ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」&第8番
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」&第8番

指揮: パーヴォ・ヤルヴィ
演奏: ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
ちょっと最近気になっている指揮者さんであります。

ベートーヴェン:交響曲全集ベートーヴェン:交響曲全集

指揮: 岩城宏之
演奏: NHK交響楽団
「ベートーヴェンなら死んでもいい」っておっしゃってたんですよね。岩城さん・・・・・。

コンサート情報

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2008年
探し中です。

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」 op.24

「のだめカンタービレ」第2巻より。「光る青春と喜びの稲妻」(笑)。

ものすごいですね。のだめのサントラを聞くと、本当に「光る青春と喜びの稲妻」に聞こえてくるんですが、実際にはもっとキラキラして春風感じるような曲です(笑)。

「光る青春と喜びの稲妻」のコピーの素晴らしさに、第1楽章を聞くとそう口ずさまずにはいられない今日この頃。

全体的に、光と喜びに溢れたような曲だなぁと思います。
ヴァイオリンの伸びやかな高音が光のよう。さしずめピアノは野を駆ける風でしょうか。

相変わらず、ベートーヴェン先生の第2楽章は本当に美しいですね。

あ、でも、私、ドラマ中の峰君の「光る青春と喜びの稲妻」な春も好きです。あれはあれで、面白いですね。

(2007.4.3)

聴いたCD

ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番・第9番

ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番・第9番

演奏: ギドン・クレーメル, マルタ・アルゲリッチ
1. ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調op.24「春」
2. ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調op.47「クロイツェル」

第5番もいいけど、第9番はカッコイイ曲ですね。アグレッシブで、その迫力にどきどきします。
このCDの第5番は、ピアノの音に「はっ」とさせられて、ヴァイオリンよりも耳が追ってることがしばしばある感じがします。
カッコイイ演奏だなぁと思います。
でも、なんか冒頭だけ聞いて、お腹いっぱいになっちゃうんですよ。何故だろう。
(2007.4.3)

その他のCD紹介(Amazonより)

のだめカンタービレ ベスト100 (通常盤)
のだめカンタービレ ベスト100 (通常盤)「春」演奏: ジノ・フランチェスカッティ, ロベール・カザドシュ
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番&第9番
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番&第9番演奏: ダヴィド・オイストラフ, レフ・オボーリン
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ全集
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ全集演奏: 寺神戸亮, ボヤン・ボデニチャロフ

コンサート情報

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ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調op.67「運命」

2006.12.3 CD追加  2004.05.16 記事

『のだめカンタービレ』1巻【二ノ宮知子】「千秋先輩と衝撃のヴィエラ先生との出会い」 交響曲第5番「運命」。
あまりにも有名すぎて、あまりにもCMなどに使われすぎて、あまりにも滑稽にアレンジされたりしちゃってで、冒頭の「ジャジャジャジャーン」だけで、ほんっとーに噴出しそうになります。+不快になる。かつ、しんどいじゃないですか、あの重さ。だから聞かないでいたのですけど、この前、5月2日のN響アワーでスタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮のものを聞いて、大好きになりました。

今まで、「ベートーベン? 好きじゃないなぁ」とか言ってた私を許してください。
なんて、美しい響き。美しいメロディ。ドラマティックな展開。極みに向かう重なり合う音の気持ちよさ。和音が好きだー!!

「運命はこう扉を叩くのだ」とベートーヴェン先生(先生……ってあんた……)は言って、冒頭の「ジャジャジャジャーン」を作ったそうですが……。前は(やりすぎだろ)とか思ってましたけどね。
んなことないです。むしろ、それをアレンジして滑稽にした奴ら、ベートーヴェン先生に謝れ! 今すぐ謝れ!! って感じですね……。(いや、多分愛してアレンジした人もいるとは思うんだけどね)

他の指揮者のものを聞いてみたりしましたが、やはりかなり違うんですね。私は速度の速いエネルギッシュなものが好きみたいです。「ジャジャジャジャーン、ジャジャジャジャーン」をたっぷりやられると、肩がおもーくなっちゃって、第2楽章では欠伸が出てしまいました。

私は基本的に第2楽章というのが、あまり好きじゃありません。大好きなドヴォルザークの9番(「新世界」より)だって、第2楽章だけ取り上げてるCDは、それだけでいやんなります。確かに親しみやすいメロディ、ウツクシイメロディ。だけど、それだけ聞いて何が楽しいんだ? と思うんっすよ。
だけどね、第5番の2楽章は大好きです。 いや、ベートーヴェン先生の第2楽章は好きです。ほんっとーに美しいんだもん。「あー、いいわー」って思えるんですよ。 ピアノ・ソナタもそうだったけど、ベートーヴェン先生の綺麗なメロディって、本当に大好き!

んでですね、第3楽章。あの、最初の静けさから入る「タタタターン、タタタターン、タタタターン、タラララ」というところのホルンがかっちょいい! いや、ホルンだからってわけじゃなくて、なんか切ないですよね。で、ぞくぞくする。
第4楽章への入りは最高です。第3楽章と第4楽章は繋げてるのかな? 繋げるパターンしか聞いたことないのかもしれませんが……。そのつながり、流れ、そして胸に溢れる響き。これこそまさに歓喜の歌!! もうね、初めて聞いたときは「いやったぁぁ!!」って叫んでしまいましたからね。未だに入った瞬間に「くー!」って思います。
本当に、感極まります。

ベートーヴェンが耳の病気にかかり、聞こえなくなる中作られたそうで。絶望からそれに打ち勝ち、喜びの歌へという流れだそうですけど、本当にそうだと思います。で、人というのはそういうのやはり好きなんだと思います。 美しい響きとかメロディはもちろんなんだけど、そう言うドラマが感じられる交響曲だから、人にずーっと愛され、いろんな風にアレンジされ、それでもなおこんなにも惹きつけるんだろうなと思います。
様々な思い、絶望とか諦めとか悲しみとか愛だとか苦悩だとか、そして、喜びだとか……、そういうものを全身全霊込められた作品は、音楽でも絵でも文章でもなんでも、人を惹きつけるんだろうなとしみじみと思いました。

交響曲は、人の生き様を描くんだなと思います。作曲者の思いが全て込められて、美しく響くんだと。いまさらながらにですけど、第5番を聞いてそういうのが本当に「そう」なんだと思えました。

(2004.05.16記)

聴いたCD

ベートーヴェン:交響曲第5番&第6番

ベートーヴェン:交響曲第5番&第6番

指揮: スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
演奏: ザールブリュッケン放送交響楽団

私のベスト「運命」です!!
私が聞いてきた第5番の中で、最も美しく、最も繊細で、最もバランスの取れた演奏だと思います。
そもそも、私がベートーヴェンの第5番が好きになったのは、このスクロヴァチェフスキ指揮・NHK交響楽団演奏という組み合わせの演奏を聴いてから。そのときの衝撃は今も忘れられません。
そのスクロヴァチェフスキと手兵ザールブリュッケン放送交響楽団の第5番ですもの!! 期待をまったく裏切りません!
早めのテンポのなかに、生き生きとした美しさがあります。喜びを湛える響きに涙が自然と溢れます。何度聞いても、同じところで涙が溢れるんです。
そして、この演奏こそ、クライマックスが近づくと「終わらないでほしいなぁ」と願ってしまうんです。
第6番の美しさも必聴です。
(2006.12.03記)

ベートーヴェン : 交響曲第5番ハ短調[運命]

ベートーヴェン : 交響曲第5番ハ短調[運命]

指揮: ウィルヘルム・フルトヴェングラー
演奏: ベルリン・フィルハーモニー

第1楽章だけでお腹一杯。途中、フライングするフルートの印象もいつのまにかかき消されてしまう、揺れる(私の心が)揺れまくる第1楽章。
フレーズの揺さぶりが、そのまま心を揺さぶってくる感じで、喉が熱くなってくる。
でも、やっぱり音が・・・・・・。音がー!!
良くないんだなぁ。仕方ないんだけどなぁ・・・・・・。がっくし。
(2006.2.11記)

ベートーヴェン:交響曲第5番

ベートーヴェン:交響曲第5番

指揮: 小澤征爾
演奏: サイトウ・キネン・オーケストラ

最高です。
私はおそらく早めの「運命」が好きなんだと思います。第1楽章、しつこいぐらいのたっぷり感がなく、とにかく全楽章を通してどきどきするぐらいの熱を感じます。
もう、なんだろう……。第1楽章から聞いて、第4楽章にたどり着くその過程、そして第4楽章を聞いている時間が至福です。
どきどきして、もう、何か本当に叫び声でもあげてしまいたくなります。終盤になると、もう残念になるんですよ。
「のだめカンタービレ」で千秋先輩がラフマニノフ弾いたとき「終わって欲しくないな」って思うじゃないですか。ああいう感じがしますね。この響きをずっと楽しんでいたい。そう思うんですよ。
サイトウ・キネン・オーケストラというオーケストラが好きになっちゃいました。なんか元気な感じがします。是非、生で聞きたい!! もうしばらくベートーヴェンはしないかもしれませんけど。
しかしこれ、CDを焼いてショックを受けました。第3楽章と第4楽章の間が切れるんですよ!! 絶対にちゃんと買います。焼いて済ませようと思った私を許してください。
(2004.05.16記)

ベートーヴェン:交響曲第5&7番

ベートーヴェン:交響曲第5&7番

指揮: クライバー(カルロス)
演奏: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

おそらくこれが、私が昔聞いたパターン、よく聞く感じの「運命」なんだと思いますね。たっぷりとした「ジャジャジャジャーン」です。これはこれで、多分素晴らしい演奏だと思うんですけど、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮の早いテンポの第5番(N響アワー2004年5月2日分)で、びびびーっときてしまった私には、ちょっと退屈。
だけど、金管の美しさには鳥肌が立ちます。
高々となるブラス。要所要所で歌うホルン。その美しさには感動しまくりです。
(2004.05.16記)

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ベートーヴェン:交響曲第5番&第6番
ベートーヴェン:交響曲第5番&第6番

指揮:ワルター(ブルーノ) 
演奏: コロンビア交響楽団
第6番「田園」も入ってます。「田園」のメロディって綺麗ですよね。ベートーヴェンの綺麗さって好きです。

ベートーヴェン:交響曲第5番他(DVD付限定盤)
ベートーヴェン:交響曲第5番他(DVD付限定盤)

指揮: 金聖響
演奏: オーケストラ・アンサンブル金沢
今人気の金聖響とオーケストラ・アンサンブル金沢の組み合わせが興味深い。

ベートーヴェン:交響曲全集II
ベートーヴェン:交響曲全集II縲恆4番・第5番「運命」・第6番「田園」

指揮: ヴァント(ギュンター)
演奏: 北ドイツ放送交響楽団

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調op.57「熱情」

「のだめカンタービレ」(作:二ノ宮知子)第9巻より。
坪井くんがコンクールで聞かせた「大人」な「熱情」ってのが、どんな雰囲気のものなのかなと思います。

「月光」「悲愴」は意外に聞くのですが、「熱情」って、私的に気合を入れないといつのまにかスルーしてしまうんですね。
ですので、今回は気合を入れて聞きました。
「熱情」というタイトルを聞く限り、どうしても「恋愛」的な甘さや激しさを曲に求めてしまうのですが、そういう風に聞くとピアニストによって かなり違うんだなぁと思いました。
狂気に近い「熱情」と、まだ理性のある「熱情」。
私が聞いたのが、ホロヴィッツとルービンシュタインのものだったので、そういう受け止め方をしてしまったのですが・・・・・・。
ピアノの曲って、本当にピアニストによって印象が代わるものだとは思いますが、とくにこの「熱情」でピアニストの弾き方、または録音のされ方によって 本当にいろんな表情が見えるということを実感しました。

第1楽章は、メロディというよりも胸に迫る音の奔流みたいなのが印象的です。最後のほうなんて、結構たまらないです。心に余裕がないときに聞いたら、 かなり流されそうなイメージがあります。
やっぱりベートーヴェンの第2楽章は、いいですね。このソナタの第2楽章は美しいメロディというよりも、和音かなぁ。歌い上げる要素はないけど、 なんだかちょっと背中をぽん、ぽんと優しく叩かれてるみたいな低目の和音が続くところが気持ちいいです。
第3楽章は再び音の奔流ですね。

「熱情」は、「月光」や「悲愴」のような「歌」ではなくて、音の流れとかハーモニーとかそういうもので綴られているイメージがあります。
それだけに、こちらの聞き方によっていろんな面が見えるのかなぁとか、思ったり。
弾き方によって、いろんな風に聞こえるのかなぁとか思いました。うーん、そこらへんは難しくてよくわかりませんが、そんな感じがしましたということで・・・・・・。

(2005.10.16 記)

聴いたCD

ベートーヴェン : 月光・悲愴・熱情・告別

ベートーヴェン : 月光・悲愴・熱情・告別

演奏:ルービンシュタイン(アルトゥール)

ぶっちゃけて言えば「たまげた」です。びっくりしました。ものすごい「強い」「熱情」ですね。
上で書いている「恋愛」に例えて聞いてみれば・・・・・・「狂気」です。
いやー、正直「やりすぎです、ホロヴィッツさん」と思いました。
第1楽章の最後の方の怒涛のような流れなんて、本当に唖然としました。
勢いありすぎて荒く聞こえたのは、録音のせい・・・・・・かな? 古い音源だしね。
(2005.10.17 記)

ベートーヴェン:ピアノソナタ 「月光」「悲愴」「熱情」他

ベートーヴェン:ピアノソナタ 「月光」「悲愴」「熱情」他

演奏:ホロヴィッツ(ウラジミール)

ホロヴィッツさんを聞いた後だったので、比較的落ち着いて聞けました。
うん。なんか、堅実な雰囲気しますね、こちらは。
まだ、自分を捨てきれない「熱情」のような感じ。
「大人の熱情」ってのとはちょっと違う気もしますが、嫌いじゃないです。熟成しすぎた「熱情」でしょうか?
(2005.10.17 記)

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バックハウス/ベートーヴェン:四大ピアノ・ソナタ集
バックハウス/ベートーヴェン:四大ピアノ・ソナタ集

演奏: ヴィルヘルム・バックハウス

ベートーヴェン:7大ピアノソナタ集
ベートーヴェン:7大ピアノソナタ集

演奏: クラウディオ・アラウ

ベスト・ピアノ100
ベスト・ピアノ100

「熱情」演奏:ミハイル・プレトニョフ
熱情は、第3楽章だけなんですけどね。

コンサート情報

情報変更の可能性があります。必ず各楽団・各ホールのHPで情報をお確かめ下さい。
2009年10月24日(土) 開演 13:30
【東京】サントリーホール
ベートーヴェン3大ソナタ 今川裕代ピアノ・リサイタル
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 op.13 「悲愴」
(『のだめカンタービレ』第1巻)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 op.57 「熱情」
(『のだめカンタービレ』第9巻)
演奏/今川裕代(Pf) 
その他の曲/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 op.27-2 「月光」
料金/指定4,000 (7月3日発売予定)
詳細情報はこちら

ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 op.92

「のだめカンタービレ」の第2巻・9巻より、千秋先輩にとっては「節目」の曲、ではないかと思います。

第6番から3年おいて取り組まれた交響曲です。ナポレオンが軍事独裁を推し進めて、貴族たちが破産していった大変な時期だそうです。ベートーヴェンも交響曲をつくってる場合じゃなかったんだろう・・・・・・とはCDレーベルからの抜粋です。

この3年間の間、ベートーヴェン自信の生活にもいろいろと暗いことがあったそうです。んだが、その割には第7番はとっても明るくて楽しい曲だなぁと思うんですね。

第5番『運命』では、苦悩から歓喜へ。絶望から勝利へ!と言った、ドラマティックさを感じたのですが、この第7番ではそういう「ドラマ」は感じないんですね。
私の中にあるベートーヴェンの印象って、『運命』といったような「精神的重み」のイメージが強いんです。だから、この曲を最初に聞いたときは「ベートーヴェン?」って思いました。

リストが「リズムの神化」、ワーグナーが「舞踊の聖化」、と言ったということは、どんな解説書でも目にする言葉です。ワーグナーはリストのピアノ編曲にあわせて踊ったということですから・・・・・・そういうシーンを想像するとおもろいなぁ・・・・・・。ワーグナーは思ったよりも面白い人だったのかなぁ。

私自身はその「神化」だとか「聖化」だとかいうのはよくわかりませんが、とても楽しくなるんですよね。特に第1楽章とかは、ワクワクします。とくにホルンが目立ってるところの響きが。本当に楽しい。第4楽章の弾み方とか、本当に楽しくなる交響曲だなと思います。

私はそれこそ「ずどーん!ずどーん!」という暗さのある交響曲や、ものすごいかっこいい交響曲が大好きなのですが、こういうあっかるい交響曲もいいですね。いかん・・・・・・やっぱりなんか聞いててにんまりしてしまうわ。

そして、終わった瞬間に思わずグッと拳に力を込めてしまうんだなぁ。よい。よいね。聞けば聞くほど好きになりそうです。

(2005.3.20記)

 

聴いたCD

ベートーヴェン:交響曲第5&7番

ベートーヴェン:交響曲第5&7番

指揮: カルロス・クライバー
演奏: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

第5番を聞くために買ったものですが、第5番の方は好みじゃないので第7番ばっかり聞いてます。
この前、ラジオで第7番を他の指揮者で聞きましたが、けっこうぬっぺりしていて退屈でした。
こちらの第7番はそれよりもイキイキしていて、音も綺麗で、とても好きです。
(2005.3.20記)

 

 

コンサート情報

情報変更の可能性があります。必ず各楽団・各ホールのHPで情報をお確かめ下さい。

探し中です。

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ヘ短調op.13「悲愴」

『のだめカンタービレ』1巻【二ノ宮知子】「千秋先輩とのだめの出会いの曲」 ピアノソナタ第8番「悲愴」。

私的には「悲愴」がどうして「悲愴」なのかよくわからないのですよね。
出だしはすごく悲しいというか、なんか「嘆く」ような気分になるだけどね。第1楽章の大半は、ただ悲しいだけじゃなくて、そのあとに励まされている気分になるんだよね。悲しいのはわかるけど、いつまでもくよくよしてたって仕方ないじゃん。結局、生きていかなくちゃねっ!!!て。

そして、多分のだめの演奏にあわせて、千秋先輩が「カプリチオーソ・カンタービレ」って思ってるのは第2楽章なのでしょうか。「アダージョ・カンタービレ」だから。

こちらは、本当に優しいメロディですよ。ベートヴェンって、やっぱり「運命」とか「第九」とか、そういうので有名なのだろうけど。そういう「重い」曲よりも、こういうピアノソナタの方が好きです。
あんなしかめっつらから、そうやったらこんな曲ができるんだろうなぁ……というぐらい、優しい優しい曲ですよ。
なんか、慰められる感じ。

悲しい気持ちとか、しんどいこととか、ぽつりぽつりと友達に話しをしてしまって。
「こんなグチばっかりでごめんねー」とか言って、「こんなこといつまでも言ってたら、怒られちゃうよねぇ?」って思うんだけど、でもその友達は静かに首を振ってくれて、にっこりと笑ってくれる。
具体的にアドバイスとかしてもらったわけじゃないのに、いつのまにかすっきりしちゃってて、微笑んでしまいそうな……。
(いやー、でも別の人の演奏だと違うことを感じるのだろうか? ちょっと聞いてみたいな。楽しみ縲怐j

また自分的解釈しすぎな感想ですねー、あーたのし。
好きですね。第2楽章。とにかく優しいです。

第3楽章
よく指がまわるなぁ……。
と思う、結構忙しい曲です。
高い音が軽やかで美しいな。
第3楽章って、第1と第2のメロディに隠れてしまって、あんまり印象にないのでございますよ……。

(2004.05.13 記)

聴いたCD

ベートーヴェン : 月光・悲愴・熱情・告別

ベートーヴェン : 月光・悲愴・熱情・告別

演奏:ルービンシュタイン(アルトゥール)

この方のこのCDのジャケットもいろんなところで見ますね。かなり評判がよいみたいです。
私的には・・・・・・まだまだ聴けてないなという感じ。またちゃんと聴いたら感想書きますね。 (2005.5.16記)

ベートーヴェン:ピアノソナタ 「月光」「悲愴」「熱情」他

ベートーヴェン:ピアノソナタ 「月光」「悲愴」「熱情」他

演奏:ホロヴィッツ(ウラジミール)

ホロヴィッツさんは有名な人らしい・・・・・・(ほんま、私、知らなさすぎか? そういうこと)
世界中のピアニストに「神様」と言われていたらしい。
なんかネットで調べると、すごい鬼才だとか奇人変人みたいに言われてるなぁ。
(2004.05.13 記)

その他のCD紹介(Amazonより)

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」…
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、第14番「月光」、第21番「ワルトシュタイン」、第23番「熱情」

演奏: ケンプ(ヴィルヘルム)
高評価な一品です。

バックハウス/ベートーヴェン:四大ピアノ・ソナタ集
バックハウス/ベートーヴェン:四大ピアノ・ソナタ集

演奏: バックハウス(ヴィルヘルム)
この方も、一度ちゃんと聴いてみたいピアニストです。

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 (4)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 (4)

演奏: 仲道郁代
ベートーヴェンのピアノ・ソナタをいろんな形でCDにされていますが、そのジャケットがとてもきれいなんですよねー。

コンサート情報

情報変更の可能性があります。必ず各楽団・各ホールのHPで情報をお確かめ下さい。
2009年10月24日(土) 開演 13:30
【東京】サントリーホール
ベートーヴェン3大ソナタ 今川裕代ピアノ・リサイタル
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 op.13 「悲愴」
(『のだめカンタービレ』第1巻)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 op.57 「熱情」
(『のだめカンタービレ』第9巻)
演奏/今川裕代(Pf) 
その他の曲/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 op.27-2 「月光」
料金/指定4,000 (7月3日発売予定)
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