「のだめカンタービレ」の第10巻より、千秋先輩が心を込めて指揮した「亡き女王のためのパヴァーヌ」です。
ものすごーく美しいホルンソロから始まります。
しかし、何度も聞いてきたのに私、恥ずかしながら、あの美しい音が「ホルン」だと気づかなかったんです。
ホルン吹き、失格です。
「のだめ」の10巻を読んだ人に「そんなにホルンを小さく吹くのって大変なの?」とか聞かれましたが、大変だと思います。
やっぱりただ「小さく吹く」のではないですからね。「小さい音で、かつ、通るように」なので、大変ですよ。
よく「もっと小さく吹け」といわれることもありますけど、「これ以上小さく吹いたら、音がへろへろになるわい!!」とむかつくことがあります。練習不足なのかもしれませんが・・・・・・。
まぁ、小さく吹けといわれるよりかは、大きく吹けといわれることの方が多いんですけどね・・・・・・。ホルンの大きな音ってのも難しいです。
はっ、曲の話をしなくては。
「亡き王女のためのパヴァーヌ」この邦訳が美しいですね。
そして、曲も美しいのです。うっとりと目を瞑って聴きたいのです。私は寝る前に聞きたくなりますね。すーっと音と共に眠りに入れたら、本当に幸せ・・・・・・。
ホルンの練習をしていて、雑な音になってきたとき、ときどきこのソロを心を込めて吹いてみます。すると、結構音が丁寧に出せるようになります。
ピアノ曲のほうは、実際にピアノで挑戦してみているのですが・・・・・・いやはや弾けるようになったら幸せだろうなぁと思いつつも、夢見るばかりです。
(2005.1.25記)
聴いたCD
ラヴェル:作品集
1.ボレロ 2.ラ・ヴァルス 3.ピアノ協奏曲ト長調 4.スペイン狂詩曲 5.水の戯れ 6.亡き王女のためのパヴァーヌ 7.「ダフニスとクロエ」第2組曲 8.夜のガスパール 9.ピアノ三重奏曲イ短調 10.ツィガーヌ(ヴァイオリンとオーケストラのための演奏会用狂詩曲)
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, アルゲリッチ(マルタ), その他 指揮:カラヤン(ヘルベルト・フォン), ブーレーズ(ピエール), その他
小澤征爾さん指揮の「亡き王女のパヴァーヌ」が聞きたくて買ったCDです。
ホルンのソロは下記の「アダージョカラヤン(2)」の方が好きかな。
ただ、こちらのCDで気に入ったのが「ラ・ヴァルス」。指揮はピエール・ブーレーズ、演奏ベルリンフィルのものですが、そのスケールのでかさに、どきどきしてしまいました。
終わったときに、大爆笑。おかしい、笑える曲ではないのに・・・・・・。気持ちよすぎて。
この前N響とシャルル・デュトワで聴いたときは、大して面白くもなかったんだけどなぁ。
「ボレロ」も中学生以来、まともに聴きました。(指揮はカラヤンです)
結構、よいです。「ラ・ヴァルス」。
(2005.6.11記)
アダージョ・カラヤン(2)
1.「ペールギュント」第2組曲~ソルヴェイグの歌(グリーグ)
2.歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」~精霊の踊り(グルック)
3.リュートのための古代舞曲とアリア第3組曲~シチリアーナ(レスピーギ)
4.協奏曲イ短調RV523~ラルゴ(ヴィヴァルディ)
5.弦楽セレナーデ ハ長調~エレジー(チャイコフスキー)
6.トゥオネラの白鳥(シベリウス)
7.協奏曲集「四季」~“冬”ラルゴ(ヴィヴァルディ)
8.合奏協奏曲第12番op.6-12~アリア(ヘンデル)
9.交響曲第9番「新世界より」~第2楽章(ドヴォルザーク)
10.「アルルの女」第1組曲~アダージェット(ビゼー)
11.アダージョとフーガK.546(モーツァルト)
12.亡き王女のためのパヴァーヌ(ラヴェル)
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カラヤン(ヘルベルト・フォン)
クラシックをジャケ買いという荒業をさせてくれた「アダージョ・カラヤン」の第2弾。これもついつい買ってしまったが、『やっぱり、アダージョだけだとつまらん』とシリーズとしてはこれを最後に買うのを辞めたのですが、たしか4まで出ているし、ベストも出ています。
まぁ、そんなことで高校生のときに、クラシック好きの父にねだってお金を出してもらったのですが、最近になってその良さを再認識。
片意地張らずに楽に聞けるので、寝る前とかに聞いたりすることがあります。それでもまぁ、亡き王女のためのパヴァーヌが一番好きだけどね。
(2005.1.25記)
その他のCD紹介(Amazonより)
コンサート情報
- 2008年
- 探し中です。