タグ別アーカイブ: エルガー:エニグマ変奏曲

エルガー / エニグマ (謎)変奏曲作品36

指揮:レナード・バーンスタイン
演奏:BBC交響楽団

最高です。オススメです。
もう、一番大好きな演奏です。
バーンスタインのロマンチックさやドラマティックさとか、BBCの美しい音とかが、とても素晴らしい相乗効果をもたらしていて、 聞き終わったときには「ブラボー!」と叫びたくなります。いつも心では叫んでいます。
特に「ニムロッド」は、大変ゆっくりなテンポで、本当に豊かに歌い上げている感じがします。
一番盛り上がるところは、盛り上がりすぎて金管が「やってしまう」ことがあるのですが、それが全然なくて。
音の響きがさらに胸を打って、感極まります。
ああ、やはり・・・・・・バーンスタインは大好きだなぁ・・・・・・。
同封の威風堂々の第2番とかもいいですよ。カッコイイ!

もしかしたら、一番下で紹介している『エルガー:作品集』というCDのエニグマと同じ演奏かもしれません。あんまり録音してなさそうだったし。
ご購入の際は、そちらのほうがお徳かも。
でも、こっちのCDの「インドの王冠」もむちゃくちゃかっこよかったですよー!

エルガー:エニグマ変奏曲,op.36

主題と14の変奏で彩られたこの曲のうち、この曲との出会いにもなった「変奏9」の「ニムロッド」は、映画「エリザベス」の重要なシーンでも流れます。

気持ちの揺さぶられる荘厳で美しいメロディが、私はとても好きです。
何度聞いても、涙腺が緩みます。
そのニムロッドがきっかけで、エニグマ変奏曲に大変興味が沸いて聞いてみたのですが、今ではこの曲の全てが大好きです。
様々な表情を見せてくれ、様々な思いを語りかけてくれるような気がします。

ちょっと面白いなーと思ったのが、変奏11。大聖堂のオルガニストとその愛犬のブルドックを描いたそうです。
冒頭の3小節が土手を駆け下りて急流へ飛び込む犬を描いたとか。
なんか、その後の犬が気になるのですが(笑)

そして、変奏14のフィナーレの見事なこと!
フィナーレはエルガーの自画像だそうですが、まぁ、見事に盛り上がって終わったなぁ。気持ちいいぞー!!と思います(笑)。

この変奏の一つ一つが、エルガーの愛する人、友人、知人を表しているというのは有名なエピソードですが、それを照らし合わせて聞くと、エルガーの人柄が暖かく柔らかく感じられます。 伝記の一つも読んだわけじゃないんだけど、なんか、すごく親しみがわきますね。
勿論、エルガーの意図にこだわる必要はなく、自分なりの楽しみ方を見つけられるというのも魅力です。
ただ、やっぱり特に変奏1が愛妻に当てたものってのも、やっぱりおしどり夫婦だったんだなぁとか。思って思わず微笑んでしまいます。
(2006.4.2 記)

コンサート情報

情報変更の可能性があります。必ず各楽団・各ホールのHPで情報をお確かめ下さい。
2011年
探し中です。情報がありましたら、是非教えてください!

ELGAR:主要オーケストラ作品集 A.デイヴィス&BBC響(5CD)

 

指揮:アンドリュー・デービス
演奏:BBC交響楽団

交響曲第1番・第2番。威風堂々。ファルスタット。エニグマ変奏曲・・・・・・等々。エルガーの管弦楽曲全集です。

こちらのエニグマ変奏曲も悪くはないのですが、バーンスタインを買ってからはまったく聞いていません。
「ニムロッド」の盛り上がりで、金管が割っちゃって(笑)。「やっちまったなー」という印象。
他の曲は悪くないんですけどねー。可も不可もなく・・・・・・というイメージです。

私のコンポの音響がイマイチなのかもしれませんが、音がもう一つ。車で聞くと綺麗に聞こえるから、やっぱりコンポのせいかな。
「The Music Makers」に見事はまりました。泣きたくなりますね。
「愛のあいさつ」は管弦楽バージョンです。 管弦楽バージョンだと、ますますおおらかな愛に聞こえますね。
(2006.4.2記)

エリザベス(1998年)

エリザベス [DVD]16世紀、大英帝国の基礎を築いたエリザベス女王の数奇な半生を描いた映画。
友と遊び、恋をし、幽閉されながらも普通に生きてきたエリザベスが、処刑されそうになりながらも一国の王として時代を築きだすまでを描いた映画。
運命に翻弄される困惑した少女が、王として歩み始め、自分の中の少女と決別していく姿を描いたケイト・ブランシェットがとても美しい。2008年続編が映画公開された。

監督:シェカール・カブール 主演:ケイト・ブランシェット

この『エリザベス』という映画は、『ロード・オブ・ザ・リング』のガラドリエル役でも有名になったケイト・ブランシェット主演の映画です。まわりの国の脅威からおびえるだけだったイギリスを、世界最強の国にした『エリザベス女王』を描いた映画で、私、この映画でケイト・ブランシェットの大ファンになりました!

その映画の中で印象的に使われているクラシック曲が2曲あります。

エルガーの「エニグマ変奏曲」より「ニムロッド」
そして、モーツァルトの「レクイエム」です。

どちらも後半に使用されています。「ニムロッド」は本当にその曲自体がとてもドラマチックであるのに加えて、使用されているシーン自体もドラマチックでかなり印象的です。

そして、モーツァルトのレクイエムは、ラストシーンで使用されています。
普通の少女であったエリザベスが、歴史の流れに翻弄され、様々な陰謀から生き延び、女性として誰かを愛することを捨てて、聖母マリア像の前で国民やイギリスのために生きる決心をし、『私はマリアになるわ』と言うシーンで流れます。
とあるレビューを読んでいたら、あんなところに「レクイエム」を使う意味がわからない。盛り上げるだけなら、シーンの意味を越えて「レクイエム」が勝ってしまう。というようなことが書いてありましたが、私はすごくこのシーンによく合った使い方だと思いました。
普通の幸せを願う女性の『死』と、国のために生きると誓った聖母の『誕生』には、ぴったりと合っているのではないかと……。
敬虔な気分にも、悲しい気分にも、そしてどこかで安らぎを感じる気分にもなりました。